by manamana
26. 10月 2009 21:57
Windows 7 の新しい機能に、数式入力パネルがあります。
MathML をサポートした数式エディタのフロントエンドとして使用可能であり、MS Word 2007 がそれにあたります。
タブレットPCやデジタイザをお持ちの方には是非とも試して頂きたい機能なのですが、
学習支援サイト「学x2」用のヘルプを作成する際にいろいろと試したところ、ベクトル記号の不具合に気づきました。
位置ベクトルr は時間t の関数である事を示す式ですが、数式入力パネルでは正しく表示されます。
これを Word 2007 に挿入すると・・・
こんな感じで、矢印が文字と重なってしまうのです。
仕方がないので、Word 2007 の数式エディタからアクセントを呼び出し、個別に編集します。
アクセントでベクトル記号を選択します。
無事に変更されました。
幾つか試したところ、アクセント記号の扱いに難があるようです。
Word 側で編集可能なので致命的ではありませんが、対応をお願いしたいところです。
数式の編集は今でも Tex が主流だと思いますが、Win7 の数式入力パネルは画期的です。
よく使う数式や公式をライブラリ化しておけば、作業効率が格段に上がるでしょう。
こんな式も数分で書けるのは素晴らしい事です。
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Windows 7