by manamana
27. 9月 2010 20:48
何年か前に偏光レンズを使ったメガネを作りました。要は度付きのサングラスです。
偏光レンズは光の散乱を押さえる事ができるので、釣りやスポーツでは重宝します。
IT業界でも、CRTモニターのちらつきを抑える効果があるので使っていた人は多いと思います。
しかし、液晶モニターと偏光レンズの相性はあまり良くありません。
液晶モニターには、方式にもよりますが、表面に幾つかの偏光パネルを使われています。
この偏光パネルと、サングラスの偏光レンズがねじれの位置になると、光量が著しく低下するのです。
サングラスの場合、水平方向に光を整えるように調節しますが、液晶モニターの場合は方式によります。
DELL の液晶モニター 2005FPW の前で回転させた時の動画を作ったので参考にしてください。
2005FPW の場合、水平方向に切られているのでサングラスとの相性は我慢の範疇かもしれません。
しかし、市販の多くのモニターは45度で切られていて、ちょっと頭を動かすと色が大きく変わります。
垂直方向になっているモデルは、サングラスとの相性は最悪といえます。
最近流行の 3D TV でも偏光レンズは重要な技術になります。
しかし、ちょっと動くと見え方が変化したり、光量が減ってしまったりでマイナス点が目に付きます。
メーカーの思惑通り 3D TV は普及するのか? 結構難しそうですね・・・
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