Windowsストアアプリが起動しない

by manamana 20. 7月 2013 17:30

普段から Server 2012 を使っているのですが、Windowsストアアプリも利用します。

 

ストアに更新が一件あるようなので、いつものようにクリックしてやると…スタート画面に戻ります。
他のストアアプリ…SkyDriveやらWikipedia等、尽く起動しません! これはまずい。

思い当たるフシはあります。 謎のシステム停止、ディスプレイドライバーの更新、アカウントの追加…
何かがきっかけになってストアアプリに悪影響があったのでしょう。

とりあえず再起動→変化なし。真面目に調べないとダメみたいです。

イベントビューアを見ると、派手にエラーが出ています。
該当する部分を抜き出してみると、ストアに関しては以下の4つがセットになっているみたいです。

  1. アプリ winstore_cw5n1h2txyewy!Windows.Store のライセンス認証がエラーで失敗しました:
    リモート プロシージャ コールに失敗しました。。
    詳しくは、Microsoft-Windows-TWinUI/Operational ログをご覧ください。
  2. アプリ winstore_cw5n1h2txyewy!Windows.Store は、割り当てられた時間内に起動しませんでした
  3. 障害が発生しているアプリケーション名: WWAHost.exe、バージョン: 6.2.9200.16420、タイム スタンプ: 0x505a9152
    障害が発生しているモジュール名: KERNELBASE.dll、バージョン: 6.2.9200.16451、タイム スタンプ: 0x50988aa6
    例外コード: 0x00000004
  4. Web モジュール 1::Windowing::Bind が 0x0x80070005 で失敗したため、アプリ ホスティング プロセスは開始できませんでした。
1.の情報に従って、Microsoft-Windows-TWいnUI/Operational ログを見たところ、更に情報が得られます。
  1. エラー リモート プロシージャ コールに失敗しました。
    によりアプリ winstore_cw5n1h2txyewy!Windows.Store を Windows.Launch コントラクトに対してライセンス認証できませんでした。
  2. エラー リモート プロシージャ コールに失敗しました。
    によりアプリ winstore_cw5n1h2txyewy!Windows.Store を Windows.Protocol コントラクトに対してライセンス認証できませんでした。
  3. アプリ microsoft.microsoftskydrive_8wekyb3d8bbwe!Microsoft.MicrosoftSkyDrive が
    Windows.Launch コントラクトに対して登録されていないか、インストールされていません。
メッセージだけから判断すると、RPCが正しく動作しないのが原因でコントラクターがまともに機能していないようです。
この辺は未経験なので何とも言えません。
 
これらの情報からグーグル先生に聞いたところ、特定のセキュリティソフトが原因で似た症状が出たりしているようです。
しかし、私の環境には当てはまりません。これは時間がかかりそうだ~
 
ふと他のアカウントでログインしたところ、普通にストアアプリが動くことに気づきました!
そこで、必要なデータをバックアップした後、自分のプロファイルを削除してやり、
改めてログインしてやることで無事にストアプリが起動する環境に戻りました。 
もちろん、デスクトップ環境がリセットされるので完全にもとに戻すのは手間がかかりますが、
再インストールよりはずっとマシです。
 
たぶんこのトラブルの原因は簡単なもので、特定のファイルが壊れてしまった程度だと予想します。
すべてのストアアプリを道連れにする凶悪なものなので、そのうち修正されることでしょう。
とりあえず再インストールは回避したので良しとします。
 
 
 
 
2013/12/15 追記
hoge さんからプロファイル削除することなく解決する情報を頂きました!!
詳しくはコメント欄をご覧下さい。 

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Server

Windows Server 2012 と星座表

by manamana 26. 6月 2013 15:00

Windows Sever 2012 は Windows 8と同一カーネルのサーバーOSです。
デフォルトではインストールされていない、「デスクトップ エクスペリエンス」を有効にしてやれば
Windows ストアが利用できるようになり、モダンスタイルのアプリも楽しめます。

その中でも「星座表」はお勧めです。無料でこれは無いだろうとうクオリティです。
ところがこの星座表、アップデートをしたら Sever 2012で起動しなくなりました…

Windows Sever 2012では一部のゲームが動かなかったりします。
これは、Win8 にはあるのに Sever 2012 には存在しない Direct-X 関連のファイルが原因です。
どうやら星座表のアップデートに伴い、グラフィックス環境が大きく更新されてしまったようです。

この辺りの説明を~と思いましたが、@ITに詳しい記事がありました。 

Windows Server 2012でWindowsストア・アプリを利用する (@IT)

記事の情報に従い、Win8の環境から数個のファイルをコピーすることで無事に星座表が動きました。
※多機能になりましたが、CPU負荷が半端ないです。6コアで90%を超えるとか…う~ん 

この設定をすると、Server 2012上でストアアプリのソリティアやピンボールも動いてしまいます。
ご利用は計画的にww 

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Server

Hyper-V 3.0 の互換性

by manamana 28. 2月 2013 08:07

Windows 8 / Server 2012 に搭載された Hypre-V 3.0は随分進化しました。

Windows Server 2012クラウドジェネレーション:第5回 サーバ版Hyper-Vの概要

良い事だらけの様ですが、実は困っていたりします。 既存の Hyper-V 環境と互換性がない!
仮想マシンに互換性というのも変ですが、新らしい Hyper-V マネージャーは旧バージョンのホストに繋がらないのです。

試しに Server 2008 R2 が動いている VIP というホストに繋いでみると…

…がっくりです

Hyper-V 3.0 からは、PowerShell による管理用のコマンドが付属してくれるのでとてもありがたいです。
もしかすると! と思い、コマンドレットで接続を試みました。 

まぁ、こんなものでしょう...orz
MS的には Hyper-V 3.0 は圧倒的に有利だから移行してね~という事なのでしょう。
多分、仮想マシンをエクスポートすれば普通に動いてくれると思いますが…やはり懐の問題ですねww

ちなみに 2008R2 の環境からだと 2012 の Hyper-V を管理できるという謎仕様です。
一覧が表示できて、起動・停止・接続ができれば文句ないのですが、やる気ないだろうな~

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Hyper-V | Server

Windows XP と WinRM は相性が悪い

by manamana 26. 2月 2013 03:00

Windows リモート管理(=WinRM)は、HTTP/HTTPSを使用してPCと通信する仕組みです。
PowerShell と密接に関わっていて…といいますか、Windows Management Framework の中に
PowerShell と WinRM が含まれていると説明した方が正しいかな?

Windows 管理フレームワークをインストールする (Technet)

PowerShell でセッションを張るには、予め相手PCが WinRT の通信を受けられる様に設定してやります。
そのためのコマンドが↓↓

> winrm quickconfig

大抵これで環境を整えてくれますが、ドメイン未参加の XP でハマりました。

 

winrm コマンドで状態を把握しようにも尽く「アクセスが拒否されました」状態です。
Vista以降なら、ドメイン未参加でも普通に通るコマンドなんですけどね…

  ←Vista

アクセス拒否なのだから、セキュリティポリシーが怪しいと考えて調べてみました。
結果、犯人は↓↓でした。

 


クラッシクにすることで無事に WinRM の環境が整い、New-PSSession が可能になりました。

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PowerShell | Server

IIS(x64) で 32bit DLL を使う

by manamana 24. 12月 2010 16:23

iText.NET を使ったプロジェクトを IIS(x64) の環境設定したところ、次のようなエラー表示がされました。

Apache.Crimson.dll の読み込みに失敗している・・・ 開発環境ではとしっかり動いているのだが?? 

iText.NET は32bit環境で作られていて、64bitに対応する予定はありません。
通常の Windows アプリの場合、WOW の働きで 32bit アプリがそのまま動きますが、
IIS から iText.NET を利用する場合には、アプリケーションプール-詳細設定で、
32bitアプリの有効化を明示してやる必要があるのでした。忘れていたけど...orz

Visual Studio のデバッグ環境ではこの設定が自動的に行われているのでしょう。
また忘れないようにメモメモ。

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Development | Server


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